ソフトジェルを落とすのに必要な、ファイル(180G)・アセトン・コットン・アルミホイルの4点を用意します。
コットンは、爪全体が入る大きさに合わせてカットした物を10枚用意。
アルミホイルは、約10センチの正方形にカットした物を10枚用意。
始めに、アセトンを浸透しやすくする為に、ファイルを使って全ての爪の表面をまんべんなく軽く削ります。
何度も重ね塗りをしていてジェルが分厚くなっている場合は、アセトンがなかなか浸透しない為、ある程度の薄さになるまでジェルを削りましょう。この時に、自爪まで削らないように注意して下さい。
次に、アセトンをコットンにたっぷり含ませてから爪の上に乗せ、アルミホイルで第二関節くらいまでしっかりと巻きます。
アセトンは蒸発しやすい溶液です。コットンだけだと直ぐに蒸発してコットンが乾いてしまう為、必ずアルミホイルを使いましょう。
全ての爪に、アセトンを含ませたコットンとアルミホイルを巻きつけたら、その状態のまま約10分~15分放置して浸透させます。
(ジェルの厚みやデザインによっては、放置する時間は異なります。)
時間が経過した所で、アルミホイルとコットンを取ります。
(浸透が弱かった時に再度使用するので、ここで使ったコットンとアルミホイルは捨てずに取っておいて下さい。)
アセトンがきちんと浸透している場合は、ジェルがペロッと剥がれて浮いている状態になっているので、指でつまんで浮いている部分を取り除きましょう。
部分的に剥がれていない箇所があった場合は、アセトンの浸透があまいので、同じようにもう一度、5分~10分浸透させます。
(先ほど使用して捨てずに取っておいたコットンとアルミホイルを再利用しましょう。アセトンが蒸発してしまっている可能性があるので、コットンにはもう一度、アセトンをたっぷりと含ませて下さい。)
それでも落ちない場合は、ファイルで軽く削った後、同じようにもう一度、5分~10分浸透させます。
全てのジェルが取り除けたら、爪の表面をバッファーを使って軽く擦り、ジェルの細かい残りカスを取り除いていきます。
手を洗った後は、ハンドクリームやキューティクルオイルを使用して十分に保湿をしましょう。
以上の作業でソフトジェル(ソークオフジェル)のオフは終了です。
慣れてくると、約20分~30分程で出来るようになります。
※ジェルをオフした後に、直ぐにまた新しいジェルネイルに塗り替える時は、ハンドクリームやキューティクルオイルは使用しないで下さい。
油分や水分があると定着が悪くなってしまいます。直ぐに塗り替える場合は、エタノールで消毒をしてから、ベース作りに進んでください。