ジェルを浮きにくくする為に、クリアジェルを塗る前に全ての爪にプレプライマーを塗って、爪表面の油分や水分を取り除いて下さい。
ジェルは、アルミホイルに使用する分の必要量を取り出しておくと便利です。必要量を取り出したら、埃やラメなどが混入しないように、蓋はきちんと閉めましょう。
(コンテナタイプの場合、筆でからめとっても良いですが、爪楊枝が便利でオススメです。)
ジェルと筆をよくなじませてから、まずは爪一本だけに塗っていきます。
一番難しくて注意する箇所が、甘皮付近や爪の先端、爪の両サイドやキワ部分です。ジェルが皮膚に付いてしまうと、浮いてしまいジェルが剥がれやすくなってしまうので、甘皮や皮膚に付かないように注意しなが塗りましょう。
また、ジェルは塗り方が薄すぎると、ライトで硬化した時に縮んでしまう事があります。筆をべったりと押し付けて薄く塗るのではなく、適度な厚みが出るように塗ってください。
そして、ネイルを長持ちさせる為の重要なポイントは、爪の先端にもジェルをしっかりと塗る事です。爪の先端は日常生活でも良く使う為、先端にもジェルが塗られていないと、爪先からジェルが浮いてきてしまい剥がれやすくなってしまいます。爪の裏側にジェルがくっついてしまわないように、ジェルを少量取って、筆を立てながらポンポンと軽く押し当てるように塗ってみましょう。
最後に、ジェルが爪全体にきちんと塗れているか。塗り残し部分は無いか。甘皮や両サイドにはみ出していないか。
皮膚にくっついていないか。ジェルの厚みにムラが無いか。上から横から色々な角度から眺めて確認をして下さい。
はみ出しているジェルがあった場合は、ウッドスティックや爪楊枝などを使用して、はみ出たジェルをしっかり取り除いて下さい。時間がかかってしまいますが、慣れるまでは1本ずつ塗る・硬化を繰り返しましょう。
一度に全部の指をやろうとすると、ライトで硬化するまでにジェルが横に流れてしまったり、ジェルを塗った爪が他の指に触れてしまってジェルが崩れてしまうので、初心者は1本ずつの方が失敗ややり直しのリスクを考えると効率的かもしれません。